手績み芋麻・草木染手織りの宮古上布は至高の着物です。
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宮古上布MIYAKOJYOFU
宮古上布（みやこじょうふ）は、主に沖縄県・宮古島で生産しています。
宮古上布
宮古上布は沖縄本島より西南に約３００Ｋｍ離れたところの宮古島で織られています。
宮古上布の起源は不明ですが、島の伝説によれば１５８３年頃とされています。
素材は昔から自生している苧麻を使い、糸染めは琉球藍を主に玉藍を用い深い藍色を演出しています。
絣くくりの高度な技術と、１２００本ものの細い経糸を高機で経緯寸分のくるいもなく絣を合わせて織る見事な技により、精巧な絣模様が織られております。
仕上げは、サツマイモの糊をつけ、木槌でほぼ半日、約１万回たたくことによって、宮古上布ならではのロウを引いたような光沢が生まれ、薄くしなやかな風合いになります。
沖縄県の「宮古上布」は新潟県の「越後上布」とならび生産数も少なく、最高級の夏の織物といわれております。
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